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東北楽天・今江、埼玉西武・松井稼頭央、中日・立浪は、今シーズンで見納め!?楽天は球団売却・東京帰還を含め流動化へ

こんなにも早いストーブリーグ突入

NPBがセパ両リーグともに、開幕から一か月が経とうとしている。

セリーグは、去年の覇者・阪神が絶不調ながらも、他の5球団の不甲斐なさに助けられ、首位固めを始めようとしている。さながら、安倍政権下国会の自民党の様だ。

一方パリーグは、福岡ソフトバンクが早く首位独走を始めようとしてる。この2~3年、リーグ戦の覇者をオリックスに渡して来ただけに、昨シーズンオフに女性問題で揺れてた元埼玉西武山川穂高を電光石火が如く獲得。元々底堅い下部組織の層の厚さも相俟って、ここへ来て、完全独走の状況。特に昨日一昨日の対東北楽天戦では、打棒が爆発。そうした投打の奮戦も、裏返せばリーグ制覇から遠ざかっていることに、オーナー・孫正義のリーグ終了後の怒りの一斉首切りを恐れてか、首位を独走する小久保ホークスには、微塵も余裕すら感じられない。

一方、その福岡ソフトバンクに完膚なきまでに打ち砕かれた東北楽天は、田中将大の退団問題が、ここに来て再燃。さらに監督の今江がオールスター前に、オーナーの三木谷に見切りをつけられ、事実上解任されるのではないかとの憶測が、この一両日球界関係者間で、話題が駆け巡った。

さらに東北楽天を巡っては、読売巨人軍の事実上の築地移転発表で「主が居なくなった」東京ドームを、新たな本拠地として、一軍だけ仙台から東京へ球団を移転し、リスタートさせる案も浮上して居るほか、三木谷オーナーが別のNPB参入希望企業に球団を売却する噂も消えず。東北楽天球団その物が、来シーズンも存在するか行方が注目されている。

埼玉西武は、「ナベQ」こと渡辺久信GMの下、松井稼頭央が2年目の監督シーズンを送っているが、埼玉西武最大の「ドケチ」が災いして、昨シーズン後補強らしい補強は一切行わず、果ては選手の減俸や山川穂高の放出など混乱が続いている。こちらも、親会社の西武HDが、かつての総帥堤一族を失い、外資に経営を握られてしまい、親会社自体が混乱してる状況では、もはや現状西武の下でライオンズが再生する見込みはないと指摘するNPB関係者も居るほどだ。埼玉西武も球団売却となるのだろうか。

一方昨シーズンオフに、巨人から中田翔を獲得するなどの大規模な補強を行った中日ドラゴンズだが、早くも定位置(最下位)へと舞い戻った。病明けのエース・大野雄大が早々に一軍離脱。さらに育成方法が定まらない根尾昴が、今日2軍へ転落した。投手として監督の立浪が決めたそうだが、相次ぐお手玉守備を繰り替えす内外野へのカンフル剤として、根尾を野手スタメンに起用し直すと言う考えは立浪にはなかったのだろうか。あるNPB関係者が、

~ここまで来たら、昔「監督がアホやから野球できない」って言った選手が居たが、今の中日の選手がそれにあたるんじゃないか?。選手が口に出して言えばビークーになるけど、口に出さずも、怠慢プレーなどで抗議の意思を示してるんじゃないかって勘繰りたくなる~

と言われる始末。

 

早くも囁かれる3監督ビークー

ではここから、大手スポーツ紙の元キャップで、戦後プロ野球の「生き字引」と呼ばれたA氏に、この3球団の一足早いストーブリーグの行方を占ってもらおう。

今江・松井稼頭央・立浪3氏に共通する事は「監督になってはいけない人が監督になってしまった」って事です。遠くは巨人の長嶋監督が、監督初年にセリーグ制史上初の最下位に転落しましたしたが「名選手は名監督に非ず」なのです。長嶋氏はその後よく勉強(一説にはナベツネ氏が5球団のオーナーを東京に呼びつけて恫喝したとのウワサ)して、その後名監督の地位を築きましたが、問題の3球団監督に言える事は「球団の営業の都合で監督にさせられているだけ」と言えましょう。

東北楽天・今江監督は「監督失格」です。昨日・一昨日の福岡ソフトバンク戦では、両試合共に一方的な試合をされ加えて一点も返さなかった。一方的な試合は、年間に何試合かありますから、別に問題はないのですが、やられっぱなしで、打ち合いに持ち込む様な気力が、東北楽天の選手にはないと見透かされ、東北楽天との試合に、交流戦を含め各球団が二軍級の選手で対峙するようになるでしょう。東北楽天にとっては、営業面でも大打撃でしょう。対戦相手の第一線の選手も、ファンにとっては見所ですから、それが無くなるって事は、仙台から足が遠ざかる事になる訳です。東北楽天にとっては、営業面から考えて、今江監督の更迭は、結構早まるかもしれません。

埼玉西武は、親会社がどうしようもない位ボロボロですから、親会社の身売りも含めて、大きく球団環境が変わる可能性が高いです。渡辺GM・松井監督のビークーが飛ぶかの性は高いですね。

今年が最終年の中日・立浪監督は、二つの可能性があります。球団内部に入って、GMになる可能性。もう一つは、親会社・中日新聞の大島社長と共にビークーとなって、外へだされるかです。大島社長の保身から考えると、前者の可能性が高いですが、場合によっては大野などの主力選手が「現役ドラフト」に出て、大島・立浪体制に異を唱える可能性も捨てきれません。そうなれば、中日新聞社内の反大島派と呼ばれる人達や、落合元GMの支持派がクーデターを起こす可能性もあります。これは、もう「球界の人事問題」を超えて、中京経済界の一大騒乱ってことになりそうです~

 

ジリ貧3球団を救える救世主とは?

では、A氏は東北楽天埼玉西武・中日の次期監督をどう予測してるのか?。

東北楽天ですが、二つのケースで考えましょう。一つは一二軍共に仙台に残留する場合、二つ目、はウワサされる一軍が東京へ移転(身売りされるケースも考えて)してくる場合と想定してです。

仙台で、楽天が引き続き興行権を保有する場合、元横浜DeNa監督のアレックス・ラミレス氏が一番です。

東北楽天は、元々ポテンシャルの高い選手が集まってますから、ラミレス氏のデータ野球の思想を加えてやれば、自然と選手自身が、自主的にパフォーマンスを高めようと考え出そうとしますよ。ラミちゃん自身も、キャラとして売りですから、営業的にも活気が付くはずです。

さて、問題の東京移転の場合ですが、候補は3人います。あくまで三木谷氏の好き嫌いは無視しますが(笑)。

❶元横浜DeNa監督・中畑清

❷元福岡ソフトバンク監督・工藤公康

❸元東京ヤクルトスワローズ監督・古田敦氏

この内❷の工藤氏は、奥様の病状が進展しなければ、消し飛ぶ話ですが、奥様の病気介護で相当金銭的に追い詰められてると聞きますので、在京球団というなら飛び付く可能性は高いでです。

❶の中畑氏、❸の古田氏は、この後の埼玉西武と監督候補争奪戦となるでしょうが、二人ともキャラが明るく、特に中畑氏は、どうしようもなかった当時の陰キャの横浜を変えた功労者です。❸の古田氏は、今は亡き故野村克也氏の教え子。ID野球で、東北楽天を再建って訳です。

そうなると、一軍仙台残留時の監督候補・ラミレス氏とデータ重視の球団建て直しが共通化し、古田氏起用はかなり現実味を帯びますね。

埼玉西武では、現状の球団のままと、親会社が変わった場合の両方を想定します。

まず、来年も「埼玉西武」で行く場合、候補は二人。

❶元横浜DeNa監督・中畑清

❷元ロッテマリーンズ(2軍)監督・今岡真訪氏

東北楽天が、ウワサの東京移転となれば、人材争奪戦となります。次の「埼玉西武」監督は、間違いなく外部招聘です。今まで自前の監督結果が出なかったのですし、外資筆頭株主から、自前監督なら、それこそ袋叩きでしょう。元ロッテの今岡氏は、あの阪神・岡田監督の野球の考え方をよく知る人物です。しかし、岡田氏後の阪神次期監督がOBで野球評論家の鳥谷敬氏で内定との情報があり、鳥谷阪神では、今岡氏の入閣の見込みはありません。そうしたところを見て、今の西武の選手層と近く、アニキ的存在となれる今岡氏の起用も考えられます。

そして、親会社が変わった(身売りした)場合、こうした候補者に加えて、下記の二人も候補者に加わると考えられます。

阪神球団オーナー付けレジェンドテラー・掛布雅之

❷元中日ドラゴンズ監督・落合博満

❷の落合氏ですが、阪神が当時の矢野監督を解任する時の後継にも名前が挙がったのですが、奥様の介護費用で相当経済的に追い詰められてるとの情報です。監督業なら、東西拘らず受けそうな雰囲気です。

❶のミスタータイガース・掛布氏ですが、西武と阪神との人材交流は楽天阪神のケースとと共に昔から活発で、場合によっては、新会社のオーナーが、話題作りで引き抜きに掛るんじゃないでしょうか?。掛布氏は「教え魔」としても有名で、悩める西武打撃陣の良きアドバイサーになること請け合いです。

さて大トリの中日ですが、立浪氏がGMに就任する事を前提にお話ししましょう。もし立浪氏が解任となる場合、中日新聞・大島社長もビークーとなるので、全球界関係者が次期中日監督の対象者になりますから。

立浪GM就任の場合、次期中日監督は中日・阪神・MLBOBで、現在実業団・日本生命硬式野球部の特命コーチ・福留孝介氏です。

福留氏は、立浪氏と同じPL学園の出身なので、立浪氏も現場に影響力を残せます。

ただ立浪氏と福留氏の、現場に対する対応の仕方は、180度違いますから、立浪氏に反発しているベテラン人にとっては「コースケが監督になるなら、一肌脱いでやろう」ってベテランも増えるでしょう。

問題は、いつ立浪氏がGMとして退くかってタイミングです。早めの方がいいと思います。秋季キャンプは、福留ドラゴンズで行けば、スムーズでしょう。その為には、少なくとも8月のお盆頃には「次期監督は福留」って発表が必要でしょう~