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口が滑って読売巨人軍大慌て・・・「東京ドーム使わせて!」他球団から問い合わせ殺到!

口が滑って大慌て

今春、読売新聞社三井不動産は、築地市場後に新スタジアムを建設し、完成後に読売巨人軍が本拠地を移転すると発表した。

この報道を巡って、NPB(日本プロ野球機構)加盟の各球団が、NPBを通し読売巨人軍に対し「移転は何時頃の見通しか?」「移転後に東京ドームを使わせて欲しい」と問い合わせが殺到。慌てた読売巨人軍が、築地移転に関する詳細のプレス公表を控え、土地を提供する東京都側も、築地への読売巨人軍移転に関する詳細の公表を差し控えるようになるなど、影響が広がっている。

氏名を公表しない条件で、取材に応じたNPB関係者は、

~真っ先に飛び付いたのは、東京ヤクルトです。東京ヤクルトも、神宮外苑再開発問題で、神宮球場が何時取り潰しに合うか微妙な立場で、万一を考え、巨人が移転した東京ドームに本拠地を移せる契約を取ろうと、読売新聞・三井不動産へ近寄ったワケです。

次に接近したのが、千葉ロッテ

こちらもマリンスタジアムの建て替えが決まったもの、建て替えの間本拠地が無くなる。さいたまにある二軍施設を千葉に移動させ、第二本拠地として球場建設の計画はありますが、あくまで二軍集客想定の施設。本拠地はマリンと決まってるので、建て替えの間、東京ドームを一時的に本拠地として借りれないか?という話です。

何と実は東北楽天も、東京ドームへ近づいています。というのも、「安楽問題」で球団イメージが急降下。仙台ではもう商売にならんというのが、三木谷オーナーの意向。「東京に本拠地を移し、心機一転・再スタート」という意向が強いようです。県営宮城球場の指定管理者契約が2026年まで残ってるという高いハードルもありますが、そこはお得意の政界営業で、踏み倒すんじゃないですか?。

読売巨人軍の関係者は「マズい事になったなぁ。」って話らしいですよ。当初三井不動産が読売グループに打診してた建設費は五千億円程度だったそうですが、円安による資材高騰で、最終事業費が一兆円を超えそうない勢いのため東京ドームの移転は2034(令和16)年の読売巨人軍創立100周年までおあずけって話だったらしいんです。ところが、話が同独り歩きしたのか、

読売巨人軍の築地移転は3年後めど」

「築地巨人球場開幕の巨人軍監督は松井秀喜氏に内定」

「巨人、築地開幕に合わせ大谷翔平ドジャースから強奪」

なんて記事が独り歩きし、各方面から読売巨人軍にクレームが飛んで来て、その対応に大わらわだそうです~

都知事選次第では話がポシャる可能性?

ところで、東京ではこの7月に都知事選が行われる。その前哨戦と言われた衆院東京15区補選では、小池百合子都知事の推した候補が惨敗。3選目を狙う小池都知事の再選に赤信号が灯ったとも言われる。

じつは、築地ジャイアンツスタジアム・神宮外苑再開発共に小池都知事三井不動産が、自分達の「我田引水」を目指して暗躍してる計画。そこにたまたま運悪く読売グループが首を突っ込んだ構図である。

読売と三井不動産は、六本木の再開発を巡り、土地ころがしをウラで仕掛けた仲だが、築地計画については「ドームがあるのに、わざわざ築地に移転?」と、当初は読売巨人軍側が懐疑的だった。

ところが、ここでも御登場の読売新聞主筆ナベツネおじさんこと渡辺恒雄氏。「ドーム周辺を5千億で買取、それを築地スタジアムの建設費にあてる」と訳の解らぬ三井の口車に乗ったナベツネおじさんは、読売巨人軍・山口球団代表に築地移転を仄めかしたうえで「築地開幕の監督は松井でいく。阿部(慎之助)には『お前は3年後GMだ』と言っておいてくれ。」って話をしてたらしい。

だが、小池都政に対する批判やいわゆる「アベノウラガネ」問題で、現政権がレイムダック化する中、東京15区補選の小池陣営惨敗は、読売グループを震撼させている。

ある政界関係者はこう語る。

小池都知事が再選されるかは、対抗馬次第では限りなく不可能に近いです。立憲民主党など野党陣営が、東京都世田谷区長の保坂展人(元参議院議員)氏の擁立を狙っています。舛添・猪瀬・小池都知事を含め3人の都知事からの刺客を、区長選で全て撥ね退けた『小池都知事最大の敵』です。

いずれにせよ、築地問題に絡んだ人達にとっては、眠れない夜が続くでしょう~

都知事選で築地ジャイアンツスタジアムが吹っ飛べば、読売巨人軍100年の歴史に、大きな傷をつけることになるだろう(笑)。