オマエ『巨人』に行ったら、一生後悔するぞ
このブログでも既報済の話だった、元NPB横浜ベイスターズでMLBサンフランシスコ・ジャイアンツを事実上解雇された筒香嘉香(32)が、一転ベイスターズ復帰が決定的と、今朝各メディアが一斉に報じた。
このブログでも『読売巨人軍・筒香を強奪。年俸単年1億+出来高払い』と報じたが、一転逆襲した横浜ベイスターズに、何が起きたのか?。
あるネット系NPBライターF氏が語る。
~『筒香・読売巨人入り決定的』とメディアが一斉に報じた時、ある元NPB選手が、筒香の携帯を鳴らした。電話の主は「筒香、目を覚ませ!オマエ『巨人』に行っら、一生後悔するぞ。」と筒香を怒鳴りつけた。電話の主は平成最後の「完全男」横浜から大リーグ挑戦を経て巨人で終焉を迎えた、元同僚の山口俊だった。
山口も、2019年横浜から大リーグへ挑戦。跳ね返されNPBへ復帰の最、やはり年俸をケチった横浜を蹴って読売巨人入り。だが「外様冷遇」という巨人の伝統の前に、復帰後僅か一年で「現役引退」の道を選ばざるを得なかった。
その山口が、元同僚の筒香の巨人強奪に、はるばる故郷・大分から横浜の「番長・三浦監督」に意見具陳。これを受け、三浦監督は春田オーナーに「筒香獲り」を直訴。こうして横浜も、読売巨人と同様「年俸単年一億+出来高払い」となり、横浜は再度筒香と仕切り直しの交渉。そこで、横浜スカウトが見たのは、そっけない対応とは違った筒香の変わり様だった~。
「優勝したい!」筒香が横浜に帰りたいワケ
前述のF氏は続ける。
~今年MLBのロスアンジェルス・エンジェルスから「優勝したい」と大谷翔平が同じロスのドジャースへ移籍した姿を、筒香は現地アメリカで見ていた。彼はNPBで一度も日本シリーズへ進出し日本一になっていない。「オレの選択は間違いだった。日本球界に復帰して優勝したい!」筒香の心に「日本球界復帰」の願望が沸いたそうだ。
そこに、降って湧いたサンフランシスコからの事実上のレイオフ。正に筒香には「渡りに船」だった。すかさず関係者に、筒香は「日本球界復帰」の意向を打診し、橋渡しを依頼。そこへ現れたのが、読売巨人軍のスカウト。「巨人=優勝」という第一印象だった筒香は、夢中で読売巨人との交渉を進めた。同時期でアタックした阪神・ソフトバンク(SB)が提示した条件を2倍上回り、もはや「勝負あった」で、筒香の読売巨人入りは時間の問題と言われていた。
だが、いわゆる「山口電話」で情勢は一変。横浜も読売巨人と同じ年俸を提示の上、出来高払いも「入団確約」なら「成績に関わらず積み上げ」という特盛り契約。ある元NPB関係者W氏がこう話す。
~筒香と横浜の球団関係者が交渉した際「横浜は優勝出来るか?」という話になった時に、球団担当者がスポーツ紙を見せて「コレ見ろ、筒香!。今年は阪神も巨人もヘロヘロだ。ウチ(横浜)が優勝出来るチャンスは今年だ。番長(三浦監督)がお前ワザワザをお呼びてのも『今年ならウチ(横浜)は間違いなく優勝出来る。だから、サッサと帰ってきて手伝え!』って呼んだんだ。解ったか!。」と筒香に決断を迫ったそうです。スポーツ紙で横浜の快進撃を見た筒香は、間髪入れず読売巨人の駐米担当スカウトに電話を入れて「今までの話は無かった事にしてください。」と断ったそうです~
そうか・・・それにしても、読売巨人には災難な「一本の電話」だったなぁ(笑)。確かに読売巨人は、開幕前からゴタゴタ続き。筒香が読売巨人に行っても、必ず優勝出来る保証はないしね。今年は横浜が、このまま行きそうだし「優勝したい!」って筒香の希望からして、横浜復帰の選択は、悪くないもんかも。