韓国ソウルで開幕の「MＬＢソウルシリーズ」も、大活躍の大谷翔平。
しかしその開幕シリーズの中、エンジェルス時代からの通訳を務めて来た水原一平氏が「違法野球賭博に数億ドル継ぎ込んでいた」ことが、ドジャースサイドの調査で発覚し即時解雇となった。
今朝メディアが伝えるところによると「ＭＬＢ（大リーグ機構）が、この問題で調査を開始した」と速報した。額が額だけに、解明の必要があるとの判断だろう。数万ドルではない「数億ドル」なのである。
ここで私は疑問を持った「一介の通訳が、何故そんな巨額な金を動かせるのか？」確かに水原氏も、年間日本円にして￥７０００万近くの契約金を得ているという。そういう点から、水原氏が合法・違法に関わらず「数億ドル」の巨費を動かす事は、決して不可能でないと言える。
ところが先ほど、太平洋の向こうから「目の玉が飛び出る極秘タレコミ」が、飛び込んで来た。「ショーヘイ・オータニ」が巨額脱税してる可能性が浮上し、米財務当局と司法当局が、韓国から大谷が帰国次第、事情聴取を始めるというのだ。
タレコミによると、大谷はエンジェルス時代から、自宅の固定資産税や住民税などの支払いを、球団が代行して支払っていたというが、大谷自身が移籍交渉の中の条件として「自身に課せられてる税負担を軽減して貰える」という項目を掲げていたという。
無論、残留を求めるエンジェルスは、顧問弁護士とロスアンジェルス群担当者と掛け合い、軽減を約束させたという。その際通訳の水原氏が、ロスアンジェルス軍の担当者に税軽減の手助けをした事への謝礼として、約１億ドル（約１５０億円）のワイロを渡したとされる。
水原氏の一連解雇騒動を巡っては、関係者サイドが「そんな騒ぐ事か？ＭＬＢ関係者もやってるぞ。そいつ等みんなビークーか？」とＳＮＳ上で声が挙がり「イッぺーは、何か別の問題にクビを突っ込んで、解雇されたんじゃないか？。」と疑問が沸き上がっていた。予想通り、賭博問題とは次元の違う大変な問題となっている。
もし大谷の「脱税容疑」が「クロ」と判定されれば、ＭＬＢを永久追放されることは必至で、アメリカ球界以外でしか復帰の道がない。もし日本復帰となれば、ＮＰＢトップチーム１２球団での争奪戦となるだろう。
だがＭＬＢに大谷が未練があるなら、元楽天・安楽、元横浜・バウアーの様に、メキシコリーグへ移籍する可能性もある。もし日米両球界への復帰の道が閉ざされれば、大谷はメキシコ国籍を取得し、次回のＷＢＣはメキシコ代表として侍ジャパンの前に立ちふさがるだろう。
低調だったＮＰＢの移籍市場だったが、サンフランシスコ・ジャイアンツをＦＡになった元横浜・筒香とともに、騒がしくなってきた。
