スポーツ・芸能・ウラ社会情報局

絶対表のメディアでは解らないネタを、ググっと解説!

ミセス・グリーンアップル(ミセグリ)問題にみる「アーティスト野放し」の構図。

世界進出目前だった

去年紅白にも出場し、今JーROCK界の先頭を走っているとも言われていた「ミセスグリーンアップル(ミセグリ)」。だが、日本コカ・コーラとのタイアップとして先日公開されたVが、「人種差別ネタ」ではないか?との指摘を受け、当のミセグリ側も

「意図はなかったが、結果としてそうなった。」

と責任の所在を認め、Vの公開中止という騒ぎになった。加えてKR(TBS)の人気音楽番組『CDTV』出演も取り止めとなった。ある音楽番組制作プロデューサーは、

~この出演の場で、ミセグリが世界進出する事が発表される予定だったんで、彼らも気合を入れて来たんだが、全てフイ。暫くは地下に潜ってインディーズ活動に逆戻りってワケ~

国粋主義・変質者が多いJーROCKER

前出の音楽番組制作プロデューサーは、

~椎名林檎とか見ればわかるけど、筋金入りの極右だ。ステージ上を日章旗で飾ったり下手すりゃ韓国とか中国の国旗を、踏みつけるってパフォーマンスもやる。

要するに、日本の若者の右傾化に合わせて、そう言った類の出身者が、JーROCKのアーティストになってるのが現状。

暴力団や半グレが資金源としてバックについてるケースも多いんで、サツ(警察当局)も、いわゆる「反体制ミュージシャン」よりも監視の目を強化している。確かミセグリのバックも、どっか危ない組織が入ってるって言ってたな~

迂闊に使えないJ音楽パフォーマー

また、別の音楽出版関係者はこうも嘆く。

~昔こういった類のVに関してのチェックは代理店・所属事務所が、本人・オファー先を交えて厳しくチェックしていた。

だが今は、コロナ後で人手が足りない。チェック機能が全く働いてないんだよね。契約形態も変わって、アーティストを野放し状態。行動や契約管理に関して全て把握出来ない状況も、こうした騒ぎが起きる原因と言われる。

海外では、オファー先とアーティストが、直接契約を結んだとしても、その責任は所属事務所又は仲介した代理店が負う事になっており、必ず人種問題や社会的中立性について監視の目が入る。これに対して日本は、アーティストが最近、

「売れれば、なにやったっていいんだろ」

って履き違えるアーティストが続発し、事務所同士の契約上、手を出してはいけない仕事を直接貰ってトラブルになるケースが続発してると言う。氷川きよしが長良グループと揉めて、外へ出ざるを得なくなったケースもこの類。

それにしても、チェックを入れた米国コカ・コーラ本社のコンプライアンス関係者はドッキリモノだったろう。

欧米のCMでは、余程の理由がなければ使っていけない猿(類人猿)を繰り出すわ・勝手に海外の著名作曲家の肖像をパクって使うわ・・・海外企業の関係者からすれば、今後日本人アーティストのVや楽曲を使うにあたって、

「二重三重に身体検査しろ!」

と言われるようになるでしょう~

ゲーノー界・円安特需は萎むか?

歴史的な円安を受け、海外企業の日本ゲーノー界に送る視線は、熱くなるばかり。あるCMプランナーはこう語る。

~ある消費財を売ろうとして、CMにBTSを起用すればギャラは大体10億ぐらい。でも、市場を支配出来るのはアメリカ位で、世界的に40億ほど売れればいいかなぁ。同じぐらいの経済的効果を期待するなら、AKB48を起用した方が、ギャラは5億程度で済む。そういうギャラのお手頃感から、日本ゲーノー界への視線は、ヒートアップしてたんだけどね。

このミセグリ問題の深刻な所は、世界的企業であるコカ・コーラを怒らせたって事。

これら企業のコンプライアンスは、非常に厳しい。CMやキャンペーンでの人種差別に関する問題が起きれば、一瞬に世界での市場を失ってしまう。

それだけに、CMなどに起用するゲーノー人のコンプライアンス管理は、厳重にも厳重を極める。

それが今回は日本法人とは言え、ヌケたって事は、コカ・コーラの企業存続を毀損する重大問題だ。損害賠償沙汰に持ち込まれる可能性だってある。

まぁ、この先5年ぐらい(見込み)コカ・コーラが日本人ゲーノー人やアスリートを、起用する事はないね。

コカ・コーラだけでなく、アメリカの主要企業(アフラック等)が日本人を使う事は、この先見込めないだろう。円安で、日本ゲーノー界が海外進出に活路を見出そうとしてる様だけど、この一件で、ゲーノー界の円安特需は萎んじゃったね~

では、毎度のA氏は、この問題をどう捉えているのだろう?。

~実にビミョーな問題。日本のゲーノー界の甘さを露呈してしまったね。ただ裏返して言えば、今回の一件で日本のゲーノー界はいい勉強したと思う。それは、

❶ミュージックVだろうが何だろうが、生物学的に必要な場面を除いて猿は使わない❷タイアップ企画だろうと、ゲーノー人直接契約は、危険極まりない

って事だ。❶に関連して、❷が抑えでどっかの代理店や所属事務所が入っていれば、会議室でのダメ出しだけで済む。まぁ、日本のアーティストに❶の知識があれば、今回のミセグリの様なVは作らないだろう。そうでなかったんだから、日本人ゲーノー人はアブナイって見られても仕方がない。

ミセグリのメンバーも、海外進出を目の前にして、事情詳細を所属事務所とすり合わせしないとって考えは、なかったのかなぁ。のりピー(酒井法子)が中国へ進出する際に所属事務所や関係者から、中国の事情などの情報を、相当数入手して準備したそうだ。今は、そうした事も、事務所はゲーノー人任せなのかな?。そうだとしたら、今後お騒がせ日本人ゲーノー人は、増加する一方かな~