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『危ない刑事(デカ)』『踊る大捜査線』復活のウラ側

『相棒』終了を見越しての戦略

1990年代に日本中を熱狂させた刑事ドラマAX『危ない刑事(アブデカ)』とCX『踊る大捜査線』が、復活する。

この内『アブデカ』は劇場版映画として。『踊る』は、事実上完結編テレビドラマとして、来春公開予定だそうだ。

しかしながら、関係者の間で「なぜ今『アブデカ』や『踊る』を復活するのか?」と疑問の声が絶えない。

当時と比べて、制作費もバカに成らないはずだ。『アブデカ』の場合、柴田恭平館ひろし2人合わせてのギャラは、1億降らないだろうし、『踊る』に関しても、主演の織田裕二柳葉敏郎2人でも、それくらい行くだろう。

にも拘らず、AX・CXが冒険までして、この作品の復活を手掛ける、何が理由が有るのだろうか?。

元大手広告代理店勤務で、現在は独立系リサーチ会社の代表を勤めるA氏は、

~この秋にもファイナルを迎えるEX『相棒』の視聴者の受け皿として、狙ってると思いますよ。今モロに『相棒』にぶつけて行っても、勝ち目はありません。しかも『相棒ファイナル』は主人公を演じる水谷豊の娘・趣里さんの出演も内定してますし、日本中が『相棒』の最後に注目するはず。

でも『相棒』が終われば、次何観ようか?って困る視聴者は居るはず。其処で『踊る』が始まり、『アブデカ劇場版』が始まれば、『相棒』視聴者を、そのまま持ち逃げ出来るって目論みらしいですよ~

とか。

『踊る』も劇場版突入か?

A氏は、今後の『アブデカ』『踊る』の展開について、

~『アブデカ』は、放送開始○○周年って記念作品的な意味合いが強い。制作発表と同時に、オリジナルメンバーの浅野温子が出演辞退しましたし、メンバーも相当入れ替わる予定。話を主人公の2人に絞って行かなければ、かなりファンを失望させるんじゃないですか?

それに比べ『踊る』は、前回の劇場版で湾岸署も移転したし、いかりや長介さん演じる和久捜査官亡き後に、伊藤健二演じる甥が着任してるシチュエーション。もちろん時間は経ってるので、アミーゴズはもう退職済みだから、新しい署長に成っても違和感はない。柳葉敏郎演じる室井管理監が、新作でどういう立場に成って出てくるか楽しみなところと、違和感なく新シリーズを始められる状況です。

『踊る』は、BSフジの亀山社長の出世作ですから、相当プッシュしてくるはず。上手く行けば新しい『劇場版踊る』の新作も、出来るかもしてません~

ひぇ~こりゃ『踊る』のビデオを、もう一度見直して、おさらいしておかなきゃ。