昔の名前で出ています
今朝の各SNSメディアは、テレ朝で2007年までレギュラー放送され「伝説のバラエティ」と呼ばれていた「内村プロデュース」を、テレビ朝日開局65周年特別番組として今秋一夜限りの復活放送を行うと発表した。
この発表「楽しみ」と歓喜を挙げる視聴者が居る一方、我らがA氏もQ氏は「?」と言う表情。何故なのか?。
A氏は顔をしかめながら、
~いやぁウッチャン、還暦になってまでも振り回されて可哀そう。テレ朝も開局65周年特番って言う割に、チンケな企画しか出来ないんだね。正に「昔の名前で、出ています」だな、こりゃ。
要するに今秋の改編に向けて「脱ジャニ」「脱吉本」の姿勢を進める過程で、大穴が起きそうだって自爆してるようなもの。
テレ朝は、今秋・来春に掛けて従来のレギュラーを含め、大鉈を振るうって予告してる。「Qさま」「ミュージックステーション」などが「脱ジャニ」「脱吉本」の名の下に消される予定だし、「徹子の部屋」など歴史ある番組も、来春までには終了予定。そうした「大穴」を埋めるため必死な企画建てが続いているが、受けられるピースとしては、「科捜研の女」そして次シーズンはいよいよ完結編を迎える「相棒」位なモノ。
事と次第によっては「内P」を再レギュラー化すかと言っても、内容がBPO抵触モノだ。ウッチャンも還暦を迎え、体力的にも収録が持たない。「月ごと特番」って裏技もあるが1クール1000万と言われるウッチャンのギャラを払えるのか?。高額になったゲー人ギャラを負担したくないから「旧ジャニ」「吉本」に忖度した経緯があるテレ朝にしては「いばらの道」だよな~
一方Q氏は、
~伝統的に「刑事ドラマ」モノが強いテレ朝ですが、「脱ジャニ」「脱吉本」の姿勢に合うのは「相棒」だけ。「刑事七人」などは、スタウトのヒガシ社長自身が出演してたので、当然アウト。そのほかの刑事物も、キャスティングが旧ジャニだったんで、今後リメイクも厳しい。
旧石原プロと組み企画が進んでいる「新西部警察」も、「内P」が秋の開局特番で先に出しちゃったので、来春以降のセッティング。なかなかテレ朝は、厳しいでしょうな。
「内P」でスポンサー料が稼げるかどうか、テレ朝内部でも意見が割れてるそうです。それなら赤字覚悟で、テレ東みたいな南極ドキュメンタリーなどやった方が、スポンサー受けもいいですし、視聴率もぐっと伸びるはずです。あの「テレ東」が今週末に南極ドキュメンタリーやるんですよ(笑)。テレ朝なら「なるほど」ですが、どうしちゃったんですね、テレ朝は~
テレ朝だけでない「傷だらけのキー局」
Q氏は、さらに言葉を重ねて、
~別に、テレ朝だけがボロボロって言ってる訳じゃないんです。フジや日テレは、もっと救いようのない状況ですね。フジなんか「めちゃイケ」で、過去の作品をパロってる位ならマシですけど、「踊る大捜査線」を復活させると聞いて「フジは、余程ネタ切れ状態」って嘲笑しました。
加えて主演の織田裕二に出演を蹴られた時点で、この企画は終わりでなのに、室井管理監役の柳葉敏郎だけで放映を強行する。まるで今年の日テレ「24時間テレビ」同然です。さすが「日テレ」と「フジ」が、ウラで繋がってる事を、如実に表す出来事です。
TBSは、フジ以上に悲惨ですよ。日テレ系の番組をパクって秋に平然とレギュラー化するところなど「節操のなさ極まれり」って感じです。TBS関係者に聞いたんですがいまの上層部って、バブル世代で占められ「カネの話」しか興味がない。要するに番組作成云々なんて全く関心のない人の集まりですから、見切りをつけてTBSから続々人材が流出してるそうです。だから最近「TBSの番組は、粗悪極まりない。」って酷評されるんですよ。「VIVANT」何て「内閣調査室(JCIA)」「防衛省」の広報番組ですし、「半沢直樹」は原作者の池井戸潤が、番組制作に介入したおかげで、ホイチョイムービーにならなかっただけ~