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AX25年4月クール・ドラマ制作中止報道が物語るモノ

ゲーノー界にそっぽ向かれるAX

昨日から今朝に掛け、芸能系SNSがAX(日テレ)の25年4月クールで放送予定だったドラマの撮影中止を、公式に認めた経緯について報じている。

ドラマ撮影中止について説明した福田・日テレ副社長は「予定していた内容が、変更されるのは、放送局のこれまでの経緯として珍しくない事だ。」と説明したとされるが、Q氏は、

~タレント・ゲーノー事務所側の立場としては、迷惑千万な話。最低でもギョーカイさんとゲーノー事務所は、最低でも半年先のスケジュールを擦り合わせて、キャスティングの打診などを行っていく。突然ヤーメた!って事は、タレントの予定に穴をあける⇒つまりその間は無給で放り出される事になるから、場合によっては、事務所がギョーカイを相手取って裁判沙汰になる事を意味します。日テレがやってる事は、そう言う事。もうAXがゲーノー界からそっぽ向かれる事招致で、自己保身に走ってる事なんです~

とゲーノー界の収まらない怒りを、代弁するが如くの発言だ。

ゲーノー界も「値上げ」時代に突入か?

世の中「あれも」「これも」値上げの時代だが、ゲーノー界も「値上げの時代」なのだろうか?。A氏・Q氏共に「これまでがギャラが安過ぎた。今後の製作費高騰で、ギョーカイ再編の話も、大広げに出て来るだろう。と語る。A氏は、

~24時間テレビがAX・フジ(CX)の共作だったことは、このHPをご覧の読者なら、よくご存じだが、今後はギョーカイの枠組みを超えて、番組制作が行われることは当たり前になるだろう。

一方、ギョーカイ所轄の総務省辺りは、現在4大民放ネットワークを、2つ位に集約して、残りを大手通販企業へ開放する事を視野に、密かに検討を進めているそうだ。

NHKラジオ放送が、地域の放送局と連合を組み、事実上NHK傘下に集約する「地域連合放送」をきっかけに、地上波テレビも、まず地方の独立UHF局を、NHK「地域連合放送」をモデルに、NHK地方局を主体に集約、NHK中央放送から独立させる。

良く「N党」何て話題になるが、旧国鉄じゃないが、

NHKの分割民営化

が国民に説明のないまま進められようとしている。その過程で、地域ごとに分けられた「地域連合放送」が、

地域の通信放送ネットワーク維持

をお題目に、NHK中央放送の受信料とは別に、ネット受信料をNTTや各ポータルサイトとは別に、利用料を徴収しようとしている。要するに、儲からない放送の継続を求めた場合、想像を絶する負担を求めらようとしている。

大規模災害が相次ぐ中で「公共放送の意義」が声高に言われてるが、それが逆手に取られて、必要ない負担まで視聴者が求められる結果となる可能性が高い。

それに釣られ、ドラマなどゲーノー界全体のコストも上がる事はあっても、下がる事は今後はない。そんな中、応分の負担の出来ない民放ネットワークは、消える運命だ。

例えば、ニュース取材暴動部門で、フジ(CX)・TBS(KR)は、ニュース取材を完全外注化してるので、もうこれだけでギョーカイとしての存在意義が失われてる。

ドラマ制作も、キー本局制作のモノは、全く見られない。ネトフリ・Tver などネット上での再放送ひも付きでしか制作されない。

地上波放送は、今や視聴者の反応を見る場でしか扱われず、ネット放映までに再編集され、視聴者の意向に沿って再放送されると言う時代。全くオリジナリティ無き作品が乱れ飛ぶじだいだな。

こうした現状を背景に、今後タレント・ゲーノー事務所とギョーカイ三者を巡る騒動も、今まで以上に増えるし、地上波ドラマを放映できるギョーカイさんの数も絞られてくるんじゃないか?。

少なくとも、AXは、今後事務所関係者からそっぽ向かれて、スタウト(旧ジャニーズ)の様にひも付き事務所との間でしか、作れなくなるだろう~