スポーツ・芸能・ウラ社会情報局

絶対表のメディアでは解らないネタを、ググっと解説!

混セから脱落・・・早くも自力優勝消滅・・・立浪解任で始まるドラゴンズ身売り狂騒曲

中日新聞の経費削減に寄与?

オールスター後の阪神三連戦に見事「三連敗」。早くも「自力優勝」可能性が無くなった中日ドラゴンズ。こうなると、他球団の場合来シーズンの監督人事・首脳陣人事の話題で、いち早い「ストーブリーグ」への突入するのだが、不思議な事に立浪監督更迭の話題は、名古屋界隈で聞かれず、加えてナゴヤドーム(バンデリンドーム)への入場者数も減る様子がない。

このカラクリは、一体何なのか?。前回も登場の元大手スポーツ紙で長年ドラ番を務めた、現在「東海地区のスポーツ取材ならこの人」と呼ばれるフリースポーツライターのW氏にその点を聞いてみた。

~ズバリ言うと、親会社の中日新聞に、

ドラゴンズが優勝すると困る!

って考えを持つ関係者が多数いる事です。大島オーナーは「優勝奪回」何て白々しく言ってますが、腹の内では「優勝したらどないしょ(汗)」ってのがホンネです。

去年の阪神を例にとってみると、セ・リーグ優勝した際のセールや記念事業に、親会社の阪神阪急ホールディングスが負担した費用は実に、

2000億円!

だそうです。その後阪神は日本一にもなったんで、全体で3000億円ほど経費が掛かったそうです。それだけ負担出来る阪神阪急ホールディングスのカ金融資産は、底知れないですね。

一方中日球団は、親会社の中日新聞がこの20年で購読世帯数が1/3に減り、経営危機に見舞われています。球団興行権をコルゲンコーワの興和(本社:愛知県名古屋市)に売却し、約50億円を捻出しています。

それ程中日球団のフトコロは危機に瀕しています。落合強竜時代には4度リーグ制覇し2度日本一になりましたが、球団が優勝記念パーティに準備したビールの本数は、

2人当たり1本

というしょぼさ。こもだるの中身の日本酒も、半分だったという逸話もあります。落合時代に優勝しまくったので、球場入場者収入は過去最高を記録しましたが、この優勝劇で「中日新聞の金庫はカラッポ」になった・・・それが落合氏解任の深層です。

要するに「球団」はあって、何時でもプロ野球が見れる環境は提供するが、

プロ野球興行開催とリーグ優勝は別腹

と言うのが中日新聞・中日球団のホンネです。いま立浪監督の下で優勝したら、マジで中日新聞は倒産しますよ。名古屋の街中の歪んだ中日ファンの間では、立浪監督の来季去就よりも、

中日新聞・ドラ、どちらが先に身売り?

ってとんでもない話題でもちきりですね。~

 

ドラ狂の切な願い「お願いトヨタ買って」

W氏の中日新聞・中日ドラゴンズへの辛辣トークは止まらない(笑)。

中日新聞では、販売店と共に毎年春と秋に「ドラゴンズキャンペーン」ってのやってます。春と秋と言えば、トヨタの期間工の方が入職する時期で、そこで各販売店がトヨタの各寮に出店を立てて中日新聞購読を促んです。

そこで景品が提供られる訳ですが、一年間購読契約した世帯には、もれなくナゴヤドーム(バンデリンドーム)の一塁側内野指定席券と¥5000円相当のお食事券を贈呈。しかもドームの指定席券は、家族人数分もれなく提供。一年間の購読料収入を上回る厚遇ブリです。

その背景には、そこまでやらないと「何で中日新聞?」という人が増えた事。名古屋に転勤が決まったビジネスマンの合言葉は、

朝日・読売購読者も、ナゴヤでは中日新聞を読め!

といってましたね。ところがSNSの拡大で、中日新聞の販売店が勧誘に行っても応じない若いトヨタの期間工さんが増えた。加えて別の新聞社販売店が、購読者が名古屋へ転勤する情報を掴むと景品や、読売だったらジャイアンツ戦のドーム指定席の券を持って行って「名古屋でもぜひウチで」って前に名古屋でも継続購読を取ってしまう事が増えたんですよ。中日新聞がガタガタになった理由が、そこにあったんです

言い換えれば、中日新聞が、そこまで大盤振る舞いをやらないと、ナゴヤドーム(バンデリンドーム)に客を集められず、「ドラゴンズ身売り?」何てウザい記事を書かれる導火線となる・・・中日新聞サイドとしては、これを言われるのが、一番イヤだと言われているんです。

実は昨秋、立浪監督の去就を巡って大騒ぎになってた頃、ドラゴンズを巡って今年ファームリーグ(NPB2軍リーグ)に参入した「くふうハヤテ」「オイシックス(アルビレックス)新潟」の2球団から「中日球団を、一・二軍併せて買収したい」とNPBに打診があったんです。

NPB側は容認の姿勢を示したんですが、ここで何故か読売新聞社主筆・・・というか読売ジャイアンツ陰のオーナー・渡辺恒雄氏が頑強に反対した。と言う訳で、12球団全体の合意が図れず、中日身売りの話はお流れ。裏事情を知ってたドラキチ達は、肩を落として残念がったそうです。

中日ドラゴンズを巡っては、過去何度も身売りの話が絶えない球団です。と言うのも、戦前戦後に渡って数度トヨタへ身売りって話があったのは、ドラキチ達の良く知る話です。話すと長くなるので割愛します(というかドラキチ達にとっては「馬の耳に念仏的話」)が、トヨタはドラゴンズ買収を断念します。

その後トヨタは、実業団最強の野球チームを作り、ドラゴンズと完全に縁を切りましたが、ドラキチ達は今なお、

お願いトヨタ様「ドラゴンズ買って」!

っていうのが悲願だそうです。でもトヨタ側がO・KO・TO・WA・RIと縁を切っただけに、今さら中日新聞側がドラゴンズの引き取りをトヨタに打診出来ません。同じ経緯で、ドラゴンズ(中日新聞)と疎遠になっている名古屋発祥の企業は、名古屋鉄道(名鉄)を始め数社に上ります。

しかし、中日ドラゴンズの惨状や中日新聞社の経営悪化の話はNPBも承知で、NPBの山中会長とトヨタ自動車の豊田章男会長が、昨年末都内でドラゴンズ経営破綻を想定し、会談を持ったとの怪情報も流れています。

もし今年のセリーグで、ドラゴンズが二年連続で最下位決定となれば、立浪監督の解任はもとより、その支持者だった中日新聞社・大島社主の解任へ引導が渡されることになります。それと共に、中日新聞社の業績悪化も明らかとされ、一気に「中日身売り」の機運が高まる可能性は、限りなく高くなります。

既にファームリーグに参入した「くふうハヤテ」「オイシックス新潟」の買収は、現実的に難しく、新たなオーナー企業の下で再建を目指さざるを得ない状況です。そうなると、どの東海地区企業が名乗りを挙げるか?。今のところ(あくまで噂の範囲ですが)名鉄・トーエネック(中部電力のENG会社)・西濃運輸などの名前が挙がっていますが、どこも球団保有に余裕のある企業はなく、最終的にトヨタへお鉢が回って来る可能性は高いです~

 

中日新聞社がドラゴンズを手放すXデー

こうなってくると、中日新聞が何時ドラゴンズの「身売り」を宣言する日が来るのか?ファンならずも興味津々だが、W氏はこう語る。

恐らくですが、セ・リーグの全日程が終了した時点で、立浪監督の解任と中日新聞・大島社主の辞任が発表されるタイミングでしょう。その時しか「中日身売り」発表のタイミングはありえません。

恐らく「大阪近鉄」や、過去の「阪急」「南海」ダブル身売りの時より、衝撃は大きいでしょう。なんせ戦前から「巨人」「阪神」と共に、日本プロ野球黎明期を支えた名門球団ですから、MLBで言えば「ヤンキースが身売りされた」と言うニュースの衝撃に匹敵します。

その後どうなるか、ジュールすら掴めません。身売り発表後はドラゴンズファンも「どうにでもなれ(怒)!」ってところでしょうか~